フジミ 1/24 ケーニッヒ スペシャル コンペティション LM-GTカー






FIJIMI KOENIG TESTAROSSA LM-GT LOOKS

ケーニッヒコンペティションとはどんな車なのか?ご存知のない方のために御説明させていただきますと、フェラーリテスタロッサをドイツのチューニングメーカー、ケーニッヒがチューンナップしたもので、水平対向12気筒エンジンをターボ化し、公称最高出力は800馬力とか1000馬力とか言われている、バブル時代を代表するスーパーカーの一台です。

このケーニッヒコンペティションは、市販車としてのみ発売されたもので、レースに出場した実績はない(←レギュレーションから言っても耐久性から言ってもまずレース向きではありませんし)のですが、ヘッドライトの固定化や、サイドのフィンをとっぱらったインテークを見ていると、どうしてもレーシングカーのカラーリングにしたくなってしまうので、以前からいつかはケーニッヒのGTカーを作ってみたいと考えていました。






デカールは、鈴鹿1000kmレースを走った、エネアイゴールのフェラーリF40GTEのものを流用し、タイヤ&ホイールは、ポルシェ911GT3のものを流用しています。これらのデカールとタイヤ&ホイールは、奈良模型愛好会会員で、友人のとみたけさんから譲っていただいたものを使用しました(心から感謝申し上げます)。

  完成してからリアビューを見て思ったのですが、テールレンズ外側のフィンは、視認性の関係上、レギュレーションに引っかかるかもしれません(苦笑) フィンをとっぱらって、丸テールに交換すべきでした。



ボディカラーは、黒サフ→グレーサフ→白サフ→黄緑→イエロー→ネイビーブルー→クリアーの順番で行いました。イエローはガイアノーツのキャメルイエロー、ネイビーブルーはMrカラーのネービーブルと原色のブルーの混色です。



デカールは劣化していたため、デカールリペアで補修してから貼り付けたのですが、厚みが増した関係で段差を完全に処理しきれませんでした。しかし、離れて見る分には綺麗に仕上がっています。



車高はフロントはアップライトとディスクの取り付け位置を変え、リアはアームそのものを曲げて前後共に2mm程度落としました。オフセットは、ホイールにタミヤのポルシェ用を流用した関係で、そのままではかなりのプラス になってしまいますので、プラ材を挟んでマイナスに持って行きました。


**総括**


この作品は、2013年静岡ホビーショー、モデラーズクラブ合同展示会への出展を目的に製作しました。

一昨年にはトヨタMR2 AW11の架空GTカー、昨年にはフェラーリ348のtbのキットを改造して製作した348GTCと、それぞれ市販車改造GTカーを製作して持っていったのですが、それらの作品に興味を示してくださったモデラーの方から、改めて声をかけていただくなど、とても嬉しい思い出の作品となりました。

こういう自己満足の変な作品(笑)にも、興味を示してくれる方がおられるのは、本当に嬉しいです。これからも懲りずに変な車を製作してまいりますので、よろしくお願いいたします。(笑)


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