戦艦 大和
タミヤ 1/350 徹底ディティールアップ決定版






↑ディティールアップした高角砲とバランスを取る為、砲座の方も同じレベルに仕上げます。


シールドなし高角砲座のディティールアップ

シールドなし高角砲を徹底ディティールアップしたからには、高角砲を据える砲座の
方もディティールアップしないとバランスが取れません。

そこで、今回はシールドなしの高角砲座もそれなりにディティールアップを施してみ
ました。とはいえ、半自作となった八角オープン機銃座などと比べると、必要なパー
ツは全て揃っているので、作業自体は比較的簡単です。


↑これがキットパーツの機銃座。大和のプラキットではスケールを問わず、この部分は
全て一体成型ではないかと思われます。タミヤの高角砲座は、中央部分が少し盛り上
がった造型で、ブルワーク前面のフラット部分と、上部の手摺にあたる水平部分のフ
チが、少々外に出っ張った状態で成型されています。


↑今回は、高角砲座のディティールアップには、全てライオンロア製のパーツを
使用します。滑り止め鋼板は、これまでほとんどエデュアルド製で統一してきまし
たが、エデュアルドの大和用には残念ながらこの部分のパーツの設定はなく、
また武蔵用も実艦の高角砲が、竣工時から沈没時まで全てシールド付きだったた
め、この部分のパーツの設定はありません。 この部分は残念ですがライオンロア
パーツを使用することで、部分的に滑り止めモールドの大きさに違いがでることに
なってしまいました。


↑砲座内部にはバリや荒れが発生していますので、サンドペーパーで整えた後、滑
り止め鋼板を接着します。このあとブルワークの補強板を接着するのですが、接着す
る場所を正確に出すため、分度器で60度ごとに印をつけました。


↑これがブルワーク内側の補強板パーツです。下に映っているのは、機銃座の半
自作の際に流用した機銃座用の補強板です。 高角砲用の補強板パーツは、機銃
座用のものより大型で使いやすいため、作業は比較的簡単に行うことができました。


↑まずは八箇所に補強板を接着してみました。模型映えのみを考えれば、これくら
いの再現率の方が バランスが取れている気がしたのですが、作業を終えてしばらく
経つと、なんだか数を増やしてみたくなり、更に8枚の合計16枚を付け足すことにな
りました。


↑これが一基あたり16枚の補強板を追加した高角砲座。すこしゴチャゴチャしすぎ
ないか?少しだけ心配です。(笑) キットの高角砲をそのまま装着すると、補強板の
一部が電動機室と干渉してしまいますが、これはキットの高角砲パーツの旋回軸の
位置が間違っていることが原因です。ですので、高角砲側の位置出しモールドを削り
取って、取り付け位置を砲台の中心部分に変更すれば解決します。

次回は、喫水線上で目立つ構造物の最後となる、三脚檣のディティールアップと
構造変更についてご紹介します。



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