ハセガワ1/350戦艦 陸奥
徹底ディティールアップ決定版









この項では、1/350戦艦『陸奥』の艦橋製作記の最終回をご紹介します。




1/350戦艦『陸奥』製作記 その17



前回製作記事の続きで、羅針艦橋の様子です。窓ガラスにはキットのクリアーパーツを使用していますが、このパーツはそのまま取り付けるだけでは少々玩具っぽくなってしまいますので、対策としてゲートの処理痕をきちんと透明になるまで慣らし、断面に外舷色の塗装を行いました。




一層上の見張指揮所および前部探照所。前方の見張指揮所に取り付けている4つの観測機器は、中央が18cm双眼望遠鏡で、それ以外は一三式見張方位盤です。25mm連装機銃と60cm探照灯はともにベテランモデルのレジンパーツで、弾薬箱にはライオンロアのエッチングパーツを使用しました。




見張指揮所の一層上には主砲前部予備指揮所があります。配置されている機器はもちろん主砲方位盤で、左右には12センチ観測鏡、そしてシールド付きの4.5メートル&1.5メートル測距儀が並びます。内部のラッタルは全てライオンロアのエッチングに交換しており、後ろからの写真でその様子がご覧いただけます。




さらにその上には上部見張所および副砲指揮所のフロアになります。この部分は最も機器類の配置が密集していて模型映えのする場所です。前部中央部分に置かれた大型の装置は副砲用方位盤で、12センチ双眼鏡を挟んで左右には25mm機銃射撃指揮装置が配置されています。また、左右両舷の張り出しにみっつずつ配置された管制装置は110センチ探照灯管制器で、内筒内部によっつ備えられた装置の前ふたつは12センチ観測鏡、後ろふたつは副砲用方位盤です。各観測機器類の傍らには伝声管を配し、非常に密度の有る仕上がりになりました。(探照灯管制機と機銃射撃指揮装置の向きは、探照灯および機銃本体の向きに合わせて接着しました)




防空指揮所の様子。12cm双眼望遠鏡と伝声管に加え、ヤードの2キロ信号塔にはベテランモデルのクリアーレジンパーツを取り付けました。




戦闘艦橋の内部。4か所に配置された双眼望遠鏡は前のふたつが12センチで、後ろのふたつが8センチのものになります。信号ヤード真上のアンテナは無線電話用のもので、長門が左右後方に張り出しているのに対し、陸奥では斜めに張り出しているのが特徴です。




主砲射撃指揮所が備わる戦闘艦橋天蓋を取り付けた様子。九四式方位盤照準装置シールドは、キットの塗装指示に合わせて明るいグレーで塗り分けました。(艦橋窓ガラスの奥にチラリと見える伝声管がワンポイントです)




組みあがった前部艦橋全景。精密パーツに交換した光学機器類と伝声管が高いディティールアップ効果を生み出してくれました。なお、副砲予備指揮所にはプラ角棒で開口部のフレームを追加しました。




その他、船体の作業も大方完了しました。クレーンはレインボーモデルの金属パーツで、舷梯やダビット、短艇類も甲板に接着済みです。




残す作業は錨見台、旗竿と張り線、旗の取り付けとみとなりました。次回は完成写真を御紹介します。


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