ハセガワ1/350戦艦 陸奥
徹底ディティールアップ決定版









この項では木製甲板2種のレビューを御紹介します。




1/350戦艦『陸奥』製作記 その6



木製甲板は薄い木のシートをレーザーでくりぬいた製品で、写真左はハセガワ純正、右は当工房でも愛用している『新撰組 http://www.sinsengumi.jp/ 』製のものになります。どちらも同じ1/350戦艦『陸奥』に合わせて設計されたものですが、それぞれメーカーの特色が出た個性的な設計となっているので、今回はその違いについても御紹介します。




まずはハセガワ純正の木製甲板のアップです。材質の木は少しグレーがかった色合いで板目には少し強い目の焼きが入り、裏側に糊が付けられてシールのように手軽に甲板に貼り付けられるよう、配慮がなされています。




一方、こちらは新撰組の木製甲板です。色的には割と血色が良い(?)感じで板目も控えめな表現です。なにより嬉しいのはその薄さで、手で触ってみるとハセガワ製より断然薄く仕上げられている事が分かります。なお新撰組の木製甲板は、ハセガワ製の様に裏面に糊が付けられていないので、接着の際には自分で接着剤を塗布する必要があります。




左がハセガワ製、右が新撰組製の木製甲板です。並べて見ると色の違いも良くわかりますが、ハセガワ製が赤丸で示された切りぬきがあるのに対し、新撰組製には同じ部分(青丸箇所)に切りぬきがない事が分かります。




切りぬき箇所が異なる理由はホーサーリールにあります。ハセガワの木製甲板はこの部分を避け、モールドに従って切り抜かれているのですが、新撰組製は「ハイエンドユーザー向け」ということで、最初からホーサーリールを社外品などに交換することを前提として埋めた設計になっています。




船首と船尾の旗竿取り付け穴もハセガワ製木製甲板には開けられていますが、新撰組製には開けられていません。これは旗竿を真鍮線などで作り直すユーザーに配慮した処置です。




更に、新撰組製の木製甲板にはこのような端材(?)も付属しています。万が一、木製甲板の一部を紛失した場合や、付け足したいところを自作する際に非常に便利で、上級者向けながらも細かい神経が行き届いた製品になっていることを実感しました。




ハセガワの木製甲板は、今回は錨鎖導板のみを使用します。木製甲板を貼り付けると錨鎖導板が実際より少し窪んでしまうので、このパーツを貼り付けることでかさ上げを行います。




1/350戦艦『陸奥』に新撰組製の木製甲板を仮置きした様子。甲板周りの作業の様子は後の項で御紹介しておりますので、是非ご覧くださいませ。


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