TOYOTA MR2についての解説





*MR2と書いて『エムアールツー』と呼びます*


MR2はTOYOTAの車です。個性的なデザインからかよく『外車ですか?』という質問を
うけますが、れっきとした日本車で1984年から1999年にかけて生産され、フルモデル
チェンジ一回と幾多のマイナーチェンジを重ねて多くのバージョンが存在します。

このフルモデルチェンジの前のMR2が形式番号E-AW11、フルモデルチェンジ後のMR2が
E-SW20で、『AW11』『SW20』と呼び分けられます。


MR2のデザインはフルモデルチェンジ時に大きく変更され、下の画像にあるようにAW11
は角張ったウェッジシェイプ、SW20は丸みを帯びたラウンドシェイプに仕上られてます




MR2はフルモデルチェンジ時にデザインと設計を一新しました。左側がAW11、右側がSW20



リアビュー。左側のAW11はオールペン&フルエアロ化以前のHIGH-GEARedの愛車です。
右側のSW20の撮影協力車輌は今ではもう一緒に映る事はない車庫保管で極上だった5型GT





*TOYOTA MR2の特徴*

MR2は日本車ではじめてミッドシップエンジンレイアウトを採用した車輌です。ミッ
ドシップとはわかりやすくいうと、エンジンをフロントタイヤとリアタイヤの間に
積むこむ方式のことで、MR2を含めて多くの場合、運転席、助手席の後にエンジンが
搭載されます。そのメリットはボンネットの中にエンジンを積みこむ従来までの方法
とくらべて前輪と後輪の重量バランスを理想に近い5:5に近づける働きがあるとい
うことです。

フルモデルチェンジ前のAW系には1500cc、1600ccNAエンジン、そして1600ccスーパ
ーチャージャー搭載車の3種類のエンジングレードが存在し、フルモデルチェンジ後
のSW20系には2000ccNAエンジンと2000ccターボエンジンのグレードが存在します。

座席の後にエンジンを積みこむミッドシップ方式の車は、このMR2が登場するまで
はフェラーリやロータス、ランボルギーニなどの一部の高級スポーツカーでしかあ
じわえないものと言われ続けてきました。

その風潮の中、TOYOTAが比較的に手の届きやすい価格帯でこのMR2を発売してくれた
ことにより、国内はもちろん世界的に見ても手軽に乗れるはじめてのミッドシップ
カーが市場に広がり、それまでFRレイアウトが主流だったスポーツカー業界に新し
い風を吹きこむことになったのです。




低くかまえられたボンネットにリトラクタブル(開閉式)ヘッドランプ、垂直にお
ちたリアウインドウとフラットなリアデッキ、ミッドシップの構造美をふんだんに
とりいれたデザインが個性を強調します。







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