アオシマ 1/64 1/64マグロ一本釣り漁船「第三十一漁福丸」
AOSHIMA 1/64マグロ一本釣り漁船「第三十一漁福丸」
この作品は、製作ご依頼をいただいて製作したものです。
キットはアオシマ製です。アオシマの漁船キットには、フルハルと吃水線モデルの二種類がありますが、今回製作したのは吃水線モデル(箱の表示では『喫水線モデル』)の方です。発色を軽くするのを避けるため、白の塗装面は全て、黒サフから立ち上げました。
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前回製作したのはフルハルでしたが、今度はウォーターラインで大漁旗を掲げた状態ですので、完成イメージはかなり異なります。 大漁旗は竹竿の物を想定して、先端にはファインリーフフォーリッジを取り付け、色合いを若干、竹っぽく調整しました。
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海面ベースは、1/700艦船のときと同じ方法で作りました。スケールがかなり違うので、波は少々大きめに盛り付けています。
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船体全体には、みすぼらしくならない程度の汚しを入れました。このキットは造形が複雑なためゲートが太く、数も多いので綺麗に仕上げるにはひたすらヤスリを持っての戦いとなります。
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漁師さんとマグロは、木工用ボンドで仮付けしてあるだけなので、お好みの位置に再配置可能です。 キットに付属している漁師さんのフィギュアはこのポーズだけなので、できれば操舵室にいるポーズのものもあればなお良かったという気がします。(おかげで、操舵室が無人の航走中ジオラマとなってしまいました【苦笑】)
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ちなみに、これが操舵室内部です。結構精密にできているので、説明書の色指定通りに丁寧に塗り分けました。
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大漁旗は紙に印刷されているものが付属するので、ハサミで切って貼り付けます。一枚一枚を見ていると、海の男の大漁祈願の想いが伝わってくるようです(笑) 大漁旗をはためかせた華やかな漁船を見ていると、なんだか無性に海鮮が食べたくなってきますね(笑)
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**総括**
HIGH-GEARed's HOBBY WORKS!!への漁船登場は初めてですが、実は製作自体はこれで3回目になります。
ディティールや雰囲気はバッチリのキットですが、パーツ自体はゲートが非常に多く、またどれも太いので、ゲート処理には少々苦労させられます。
また、キャビンの天蓋は、ピン跡がモロに真上を向きますので、今回はパテをコンモリ塗って補修しました。
完成度はとても高いキットですので、働く船が好きな私としては、漁船のシリースも更に充実してくれると嬉しいです。
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