1/72 中島九七式3号艦上攻撃機 ９７艦攻 淵田中佐機
HASEGAWA製インジェクションキット
ハセガワ 1/72
2003年以来の久々の航空機製作で、ギャラリーで紹介している同シリーズの零戦２１型と同時に
仕上げました。
零戦だけは以前にも製作経験があったのですが、実は艦攻は初めてで、複座式のレシプロ機
の魅力も相まって楽しい製作となりました。
キットのディティールは同シリーズの零戦と同じく良好で、3人分のスペースが並ぶコクピット内
の機器類の再現度もなかなかのものです。
今回もは解説書に従った素組みで、塗装はGSIクレオスに統一して専用色を使用し、塗装剥げの
再現にエナメルのシルバーを使用しました。
機体上面の塗装は中島飛行機の指定色を使用したため、三菱系の暗緑色より若干暗い目で
コントラストが強いので、色剥げ塗装のし甲斐がありました。
真珠湾攻撃で有名な淵田隊長機のカラーリングで、尾翼はレッドが指定されていましたが、中島
暗緑色との兼ね合いから艦底色を使用し、色調をおちつかせました。
展示台は零戦の時と同じくエバーグリーンのグルーブ入りプラバンを塗装し、空母の飛行甲板
に見立てました。
↑同時に作った1/450赤城、1/72 零戦（板谷機）とのスリーショット。
＊＊＊総括＊＊＊
九七式艦攻、かっこいいですよね。 いつもは1/700や1/500なんかで良く目にし、塗装なども
行っているわけですから、この飛行機の魅力には随分昔から気付かされていました。
しかしそれ専門のスケールモデル製作へたどり着くのに少しばかり時間がかかった気がします。
しかしこの機会にこうしたモデルの素晴らしさも知ることになりましたので、近いうちに開戦時の
主力のもう1機、九九艦爆も個人的に仕上げてみたくなりました。 九七艦攻自体も、より大き
なスケールのものを作ってみたいです。 開戦当時の日本機って本当に好きなんですよ。
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