7月22日 鈴鹿サーキット フォルツァ・フェラーリW 見学オフ





参加者名
車種
ボディカラー
HIGH-GEARed
AW11
レッド
やまも
step WGN
シルバー
ムラシマムラ
ジムニー
海杜
MR-S
ウマ
AW11
白兎
フェラーリF355
レッド


数あるフェラーリイベントの中でも、数年に一度の開催となるフォルツァ・フェラーリは別格として
扱われるもので、HIGH-GEARedは2003年に第三回大会を初見学。 その際には、某クラブの方々のお
世話になり、パドックに招待して頂いたのみならず、後にHIGH-GEARed AW11に塗装されることになる
standox製のロッソコルサ(の塗料)を分けて頂くご縁にもなりました。

あれから4年、いよいよ待ちに待った第四回大会が鈴鹿サーキットにて開催されたため、今回も胸を
躍らせつつ鈴鹿に駆けつけました。 今回はパドックへの入場はかないませんでしたが、それでも
驚くほど豪華なイベントの数々を一日たっぷり満喫できた一日となりました。。



当日の様子



当日のお天気は、天気予報では雨模様。せっかくのイベントが雨だとキツいな〜と
思いつつ、名阪国道に乗る頃にはご覧のような陽気に恵まれ、現地までの移動も非
常にスムーズに行きました。亀山インターを降りたところにあるファミリーマート
駐車場で白兎さんとウマさんに合流し、一路鈴鹿を目指します。



では、参加者の皆さんのお車の紹介です。まずは白兎さんのフェラーリF355です。ウ
イングとグリルがチャレンジ風にモディファイされ、今回は新たにカーボンケブラー
製のマフラーガードが装備されていました。



こちらはHIGH-GEARed HOBBY WORKS!!のオフレポですっかり御馴染みとなった、愛知
から来られたウマさんのAW11です。リアビューのつくりをみればお分かりになるように、
ウマさんも相当なスーパーカーフリークです。HNもウシさんではなく、ウマさんですか
ら、跳ね馬よりの方であると勝手に想像しています。(爆)



このオフレポでは初登場となる、海杜さんのMR-Sです(海杜さんは御馴染みですが、こ
のマシンでは初登場ですね)。まだまだノーマルの面影を残していますが、大型のリア
ウイングとTE37を装備しているあたり、早くも海杜風のモディファイが施されつつある
様子が見て取れます。(笑)



そして当サイトの管理人HIGH-GEARedのAW11です。実はこのHIGH-GEARed AW11、前日に
給油のために始動したのですが、なんとそれが実に3週間ぶりの始動ということで、洗
車をする暇もなく、水垢まみれ、蜘蛛の巣だらけの参加となり、皆さんの美しい参加
車両を前にして恥ずかしい思いをすることになりました。(爆)



ムラシマムラさんは今回はAW11ではなく、ジムニーでの参加です。前日にステアリン
グラックをオーバーホールしたということで、スムーズなハンドリングを楽しめた事
と思われます。(笑)



やまもさんはステップワゴンで参加。AW11が縁で知り合ったメンバーですが、今回は
AW11での参加はHIGH-GEARedとウマさんの2台のみと、少数派に留まりました。



今回はやまもさんが5人まで入場が無料となる優待券をお持ちでしたので、それを使わ
せて頂き、あとは一人分の入場料をみんなで割る計算で、非常にお安く入場を果たすこ
とが可能でした。今回は前回のフォルツァフェラーリVとは異なり、イベント自体の見
学費用は取られなかったので、直接国際レーシングコースに入場できました。



コースに入ると、まさにFXXプログラムの真っ最中!赤と黄色のFXXがホームストレート
を駆け抜けます!そのサウンドもスピードも、純粋なレーシングカーそのものです!



ダークブルーのFXX!



シルバーのFXX!!


白いFXX!!!


赤のFXX2台のバトル!!!!


ピットインするFXX。なんと、11台のFXXが走行しているとのアナウンスを聞き、腰を抜か
しそうになりました。(笑) FXXの総生産台数はミハエル・シューマッハに進呈された1台
を除くと全世界で29台、1台の価格は2億4千万円だそうです。今回鈴鹿に集まったFXXの
中には、海外からの参加車両も含まれているそうです。 

FXXは公道走行不可のサーキット専用マシンで、サーキットでの走行データは全てテレメ
トリーシステムで管理されてフェラーリ本社に送られ、今後の開発に生かされる仕組にな
っているそうです。 

すなわち、オーナー自らがフェラーリのテストドライバーとして開発に参加するという
顧客開発プログラムの一環として開発されたテスト用マシンという言い方もできる車両
です。 

様々な国の様々なサーキットをこのFXXで走れば、そこでF-1が開催された際にもフェラー
リチームはFXXでのデータを駆使して、初参加するチームよりレースを有利にすすめるこ
とができるのかもしれません。



FXXプログラムが終了すると、次はエンジョイファミリー走行です。ペースカー先導
でパレードランのペースでコースを周回するプログラムで、F40のようなスペチアーレ
も多数走行しました。



この348LM風348チャレンジは、フェラーリブランチ見学オフでも紹介した、HIGH-GEARed
の大のお気に入りマシンです。やはりフェラーリはル・マンが似合いますね。HIGH-GEARed
AW11のカラーリングや(一時期行っていた)ステッカーチューンはこのマシンの影響を
大きく受けています。本当にカッコイイです。



美しいビアンコのF50。F50というだけでも大変な稀少車ですが、このカラーリングとなる
と、世界に一体何台が存在しているのでしょう?



エンジョイファミリー走行の次は、いよいよ待ちに待ったF-1マシンの走行です。なんと
今回は6台が参加、うち5台が走行という大変豪華なスケジュールが組まれていました。



クルージング走行でもするのかと思いきや、なんとかなりのハイペースです。(汗)
ドライバーも、本山哲選手や田中哲也選手、桧井保孝(三船剛)選手など、現役のプロ
ドライバーが顔を揃える大変豪華な顔ぶれでした。



とくにコーンズのロゴが入ったこのマシンは速かったです。



中でもお気に入りだったのが、この412T2です。当時、HIGH-GEARedが大ファンだった
ゲルハルト・ベルガーのカーナンバー。そして、なんといっても最後のV12マシン。
最高のサウンドでした!



ホームストレートに整列するF-1マシン。



そして、フェラーリクラブオブジャパンからフォルツァフェラーリWの開会が宣言さ
れました。



次はピットからまた大変貴重なマシンが姿を見せました。熱狂的なファンでしたら、この
見づらい写真を見ただけでも、(分かる人は)びっくりしているのではないでしょうか?(笑)



そうです。ここには大変貴重なGTマシンが勢ぞろいです。まず、これは288GTOエボルツィ
オーネ。グループBレギュレーションに合わせて設計された288GTOをさらにエボリューシ
ョンモデルとしたもので、全世界限定で5台製造されました。そのルックスは、288GTOと
いうより、むしろF40に近いオーラを発しています。 実際に、F40の設計はこのマシンが
ベースになったそうです。



そして、F40LM。あのフェラーリF40をベースにル・マン24時間レースに対応させるべく
チューニングが施されたマシンです。そのスペックは、ノーマルのF40の478psに対して
760ps。車重1100kgから1050kgという驚異的なものです。生産台数は手元の資料で調査し
たところによりますと、実線投入された1台を含めて3台ですが・・・。その1台を目の前
で見られるとは、フェラーリファン冥利に尽きるというものです。



そしてさらに稀少なのが、このF50GTです。世界限定2台。詳しいスペックは一切明らか
にされておらず、オーナーはレースに参戦させないことを条件に譲っていただいたとい
う、現在においてもなお、謎に包まれたマシンです。



置いてあるだけでもスゴイフェラーリたちですが、なんとこの3台、全部走ってしまいまい
た。戦闘から288GTOエボルツィオーネ、そしてF40LM・・・。



そしてF50GTとFXX。新旧のスペチアーレ中のスペチアーレが一緒に走る、夢のような光景
です。



続いてはもちろんフェラーリワンメイクによるタイムアタック走行です。新旧フェラーリ
が全開で鈴鹿を攻める様子は圧巻です。「フェラーリ」→「成金の乗り物」的に考えてい
る方は、この走行シーンを見れば考えが改まることは間違いありません。これほどサーキ
ットが似合う車は、他にはありませんから。



タイムアタックがひととおり終了すると、今度はクラシックフェラーリの走行枠が始ま
りました。博物館級のマシンばかりが勢ぞろいです。



これは275でしょうか?こんな車が走ってしまうのですから、本当に貴重なイベントです。



ロングノーズが特徴の365GTB/4デイトナ。珍しいカラーです。



BBも今ではクラシックフェラーリ扱いになってしまいましたが、その他のマシンと比べ
ると、やはり近代的なデザインをしています。



タイムアタック再開。1コーナーで見るタイムアタックはレースの実戦さながらの光景
です。



これは360GTでしょうか?チャレンジとは明らかに違う雰囲気があります。



F355も、今では新しい車ではありませんが、新しいマシンに負けない走りを見せてくれ
ました。デザイン的にもスモールフェラーリは308から355までの時代が気に入っています。



それにしてもサーキットが良く似合うのはF40です。ヘッドライトを開けて走るレアな
姿を見ることができて、お得な気持ちになれました。



午後のF-1走行開始。午前だけでなく、午後には2回目のF-1走行が行われました。F-1
マシンの一回の走行にかかるコストを考えれば、5台のマシンが2回走るのに、いったい
どれほどの予算がかかっていることでしょう?



マルボロのスポンサーが残っているマシンは貴重です。今回のイベントには、フェラーリ
本社およびスクーデリアフェラーリのスタッフも幾人かサポートに来てくれているという
発表がありました。



今回、1、2コーナーではじめて「それなりのペースで曲がるF-1」を見たのですが、本当に
速いですね。レースペースには程遠いペースでしょうし、現在のF-1はいったいどれほど
のコーナーリングスピードを見せてくれるのだろうと思いました。(HIGH-GEARedが最後
に生でF-1を見たのは、93年の日本グランプリで、観戦場所は130Rでした)



音が一番良かったのは、やはり今回唯一の12気筒マシンでした。



1、2コーナーからグランドスタンドに戻った頃には、イベントはそろそろクライマックス
に向かう時に差し掛かってました。それにしても、このガレージは豪華な顔ぶれになって
いますね。



こちらも負けず劣らず、すごいことになっています。



最後のパレードラン開始のアナウンスがあり、次々とフェラーリがピット出口に集結
しだしました。



このF-40はフロントカウルがLM仕様に準じたものになっています。ウイングもLM仕様で
ホイールもライトウエイト。そのままでもスパルタンなF40ですが、ますます本気モード
にモディファイされています。(リアガーニッシュの形状を見なければ、本物と間違え
てしまいそうです)



レーシーにモディファイされたF40もステキですが、ノーマルのF40もまたステキです。
本当に完成されたデザインの車です。20年も前の車なのに、全く輝きを失うことはあり
ません。どんな車にしても「ここがこうなっていたら・・・」と思う部分があるもの
ですが、F40に限っては一切のケチのつけようもない、完璧なカタチに仕上がった名車
と呼ぶほかはありません。



FXX11台集合状態の記念撮影大会。FXX1台の最大出力は800ps、それが11台いるわけです
から、合計8800psのお祭ということになります。(意味不明)



ピット出口に並ぶ各マシン。今回は308の参加が多かったです。反面、328が少なかった
ような気がします。



大きなウイングを付けた512TR。ワイド&ローなボディに良く映えています。



珍しいフェラーリ412。気品のあるデザインが結構好きです。



このF40もリアウイングがLMモディファイされています。



総勢、およそ90台。この日参加したフェラーリは合計300台もいたそうです。これほどの
大イベントをほとんどタダ同然で見せていただき、本当に幸せな一日でした。HIGH-GEARed
にはとても縁のない高価な車たちですが、見ているだけでも幸せにしてくれる、フェラー
リは不思議な魅力を持った車たちですね。



イタリアの名車たちを堪能したあとは、もちろんイタリアンパスタで腹ごしらえです。
鈴鹿サーキット内のホテルにあるイタリア料理店のパスタはとても美味でした。駐車
券がレストラン街の金券として使えるようになっているので、今後もまた利用したいです。





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