1/24スケール Ferrari F40
田宮模型製インジェクションキット







HIGH-GEARedがスポーツカー好きになるキッカケになった車がフ
ェラーリでした。フェラーリといえばカーマニアでない人でも
1度は聞いた事があるイタリアの超高級ブランド車ですが、この
中でも、今回のF40と328GTSおよびGTBが大のお気に入りでした
(歳を感じる・・)。

文字通りスーパーカー少年だったHIGH-GEARedはこのtamiya製F40
のキットを小学生の時に組みたてたのですが、当時はまだ技術も
未熟でボディはスプレー塗装、内装やエンジンは筆塗りという
かなりお粗末なものでしたが、憧れのF40を手にした喜びは格別
なものでした。(笑)

それから早十数年、人と人の繋がりというのは奇妙なもので、
僕の周りにフェラ−リオーナーの知人が何人かでき、一生縁がな
いと思っていたこのF40の実車なども見せていただく機会などに
も恵まれ、再び心の中に潜む熱い情熱がよみがえってきました。

それになりに作業などにも慣れ、塗装機材も不自由なく揃った
2002年に再びこのキットに挑戦してみることにしました。

MR2の大ファンであるのはもちろんですが、今だに心の隅で燃え
つづけるスーパースポーツカー魂を奮い立たせ、楽しい製作と
なりました。(笑)現役当時のストラダーレを再現しています。


基本的にキットのスタンダード組みですが、エンジンルームやサ
スペンションなど、手抜きなく彩色しています。フェラーリ関連
の書籍をたくさん持っているのでキットの説明書を見るよりこち
らを参考にイメージにあう色を自分で選ぶなり、調色するなりす
るほうがより確実です。



ボディはモデラーズのピンクサーフェーサーの下地を今回初めて
使ってみたのですが、なかなか綺麗な赤が出せたと個人的に思っ
ています。



ロッソコルサの表現に使用したのはフェラーリレッドの再現とし
ては伝統と実績のグンゼ産業Mrカラーのモンザレッドを使用し、
これをエアブラシ吹きしました。


シャーシーと内装、エンジンルームの塗装は金属色の再現に適し
たTAMIYAエナメルカラーでこれも一部を除いてエアブラシ吹きで
す。内装の純正バケットシートに関してはモンザレッドを艶消し
にして塗装し、背面は黒く着色してあります。メーター類はデカ
ール再現です。



↓全体像


*総括*

素組ですが、TAMIYAのキットはサスガに良くできてます。しかし
再現が精密であるだけに接着部分が小さくなりがちで強度をかせ
ぐのが難しいので接着剤をいくつか使い分ける必要があります。

特にリヤカウルを固定するパーツはクリアーパーツなので、クリ
アーパーツ専用の接着剤か合成ゴム系の接着剤が必要になります。
これからこのキットを組む予定のある方は参考にしてみてくださ
い。それにしても、F40はカッコイイ!!F50ももはや先代になり
エンツォ・フェラーリの登場もまもない今日ですが、このF40の
持つ魅力は永遠の物と思います。

また別のスケール、メーカー製のF40にもチャレンジしてみよう
と思っています。コンペティツィオーネの製作例とか、なかなか
レアかもしれませんね。






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