1/400スケール 原子力航空母艦 エンタープライズ CVN65
ARII製インジェクションキット













アリイ 1/400

HIGH-GEARed's HOBBY WORKS!!はじまって以来おそらく初めての現用
艦船の製作です。

個人的にはWW2艦船だけでなく、現用艦も好きなので、全長1m近くにもなる
大型の船体も相まって製作のしがいのあるものになりました。

ベースには旧オオタキ製で現在アリイからリリースされているキットを使用しま
した。改装前を再現したエンタープライズのプラキットでは最大のものです


サイドエレベーターの迫力は大型モデルならではです。

製作に関してですが、今回のディティールアップは主に小西製作所の汎用金
属パーツを使用しました。手摺や5翼スクリュー以外に、レーダーも小西の現用
艦船用を流用しました。

艦載機はキットに付属のもの以外に、絶版のオオタキの艦載機セットを製作
依頼者送って頂き、追加しました。余談ですが、この方は戦争映画のサントラ
収集が趣味の方で、その他資料のほかに『ファイナルカウントダウン』や『トラ!
トラ!トラ!』のサントラをMDにダビングして送ってくださいました。 日本未入
荷のものだそうで、稀少なサントラを聴きながらノリノリで製作を進めることが
できました。

手摺は今回は2段式のものと3段式のものを併用しました。この3段手摺というのは
日本海軍艦艇では使用されていないものなのでなかなか新鮮です。


艦橋周りの手摺配置の様子1


艦橋周りの手摺配置の様子2


艦載機は半数の翼を折りたたみ加工し、F-14は飛行形態に改造。依頼者にお送り頂いた実艦の
写真を参考に、着艦スペースの着艦標示を薄くするなどして実感を追及しました。艦載機の塗装
も、エンタープライズ改装前のものと合わせてあります。50機あまりの艦載機を主翼、垂直尾翼のラダ
ーにいたるまで手作業でこまかく塗り分けました。

飛行甲板の着艦ラインは全て塗装による再現で、実艦と同様に濃淡を付けて
使用感を演出しました。


バウデッキの様子1


バウデッキの様子2


上空からのショット。飛行甲板標示は全て塗装による再現で、デカール使用の再現と比較して発色
と耐久性に優れます。





**総括**

現用艦、1/400とも、新たなる挑戦だったわけですが、旧オオタキのキットの信頼性は
よく分かっていたので、安心して製作にかかれました。

エンタープライズ用や1/400専用のディティールアップパーツはほとんどリリースされて
いないので、小西の寸法まで記載された部品カタログがとても役にたちました。

船体や艤装に苦労するところはほとんどなかったのですが、艦載機の塗装とマーキング
にはそれなりに苦労しました。いつもは日本機の日の丸を塗装再現していたので、
アメリカ海軍機のマーキングのデカール再現は慣れない作業でした。 

今回は資料の提供などもあり、製作者として勉強させていただくことばかりでした。しか
し、こうして実際に製作してみると、現用艦の魅力もなかなかすてがたいですね。今で
も活躍してる艦を手元において、世界のどこかにいる実艦に思いを馳せるのも模型の
楽しみ方のひとつでしょう。





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