AMT 1/25 パトリックレーシング マーチT88Cシボレー マルボロ






AMT Patrickracing MARCH88C CHEVROLET Marlboro

この作品は、静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同展示会に向けて製作したものです。

このマルボロカラーのマシンはマクラーレンではなく、1988年のインディ500でエマーソン・フィッティパルディがドライブし、2位でフィニッシュしたマシンです。エマーソン・フィッティパルディのインディでの活躍といえば、ペンスキーチームという印象が強いですが、1988年当時はパトリックレーシングに所属し、マーチのシャシーを走らせていました。






マルボロマーチのキットはAMTのキットラインナップには存在しないため、マイケル・アンドレッティの「クラコレーシング マーチ コスワース」をベースに製作しました。デカールは、indycals(http://www.indycals.net/)製のデカールから、1989年優勝のペンスキーPC18用のデカールを流用し、マルボロのロゴは、友人のとみたけさんから譲っていただいた汎用デカールを使用しました。



ボディカラーは、フィニッシャーズのファンデーションホワイトと、バルケッタのフォーミュラ蛍光レッドを使用し、オートクリアで仕上げました。ボディの成型色はイエローでしたので、染料の染み出しを防ぐため、下地にはシルバーサフを使用しています。



クラコマーチのキットに付属しているエンジンはコスワースですので、シボレーエンジン搭載車を再現するため、『ニューマンハースレーシング ローラ シボレー』のパーツも一部流用しました。 ローラコスワースやローラシボレー、マーチコスワースのキットはあっても、マーチシボレーのキットだけはAMTからは発売されていないので、ある意味、レアな組み合わせになったと思います。


**総括**


マルボロカラーのフォーミュラカーといえば、以前には全日本F3000に参戦していたノバエンジニアリングのローラT89無限を製作したことがありますが、その時はまだマルボロレッドについて真面目に考察したことがなかったので、実質的には今回が初めてのマルボロレッドの塗装再現となりました。バルケッタのフォーミュラレッドはクリアーコートをしても特に滲みが出ることもなく、使用感は良好でした。 これからもマルボロカラーを模型で再現する際には、ぜひ愛用したいと思います。




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