EBN AW11 ピロコントロールアーム

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AW11 ピロボールコントロールアーム

AW11のコントロールアームのナックル側のブッシュは、フロントのテ
ンションロッドと同じく劣化しやすく、縦方向の剛性に欠ける串団子
状のブッシュを使用しているため、加減速の際の負荷によるアライメ
ントなどの狂いやストラットの動きの制限する働きも相俟ってAWを扱
いにくくする要因のひとつとなっています。

EBN江花工業のピロボールコントロールアームはステンレスのパイプ
アームで、片ピロのものと両ピロの物がありますが、ナックル部分の
剛性を高めると同時に縦方向の動きを良くしたかったので両ピロのも
のをチョイスしました。（ちなみに両ピロのコントロールアームを
使用した場合、ロアアームのピロアーム化は不可能になります。）

縦方向に余計な動きがなくなった分、加減速の際のコントロール性が
各段に向上しました。これは攻め込まなくても街乗りのレベルで す
ぐにはっきりとちがいが分かるほどのもので、それまでのノーマルア
ームとノーマルブッシュの状態で普段行ってたクラッチミートのまま
発進すると、危うくエンストしそうになるほどです。

また、リアの縦方向の剛性があがるとフロント側の負荷への影響も大き
いようで、ブレーキのロック寸前でのブレーキタッチで微調整が効く様
になりました。

本来それだけアームの伸び縮みでロスがでているということでしょう。

その分、ボディやタイヤにかかる負担は大きくなっていることと思
いますが、車を思い通りに操るために適したパーツと思います。フ
ロントのピロテンションロッドと併用すればそれだけ効果も高いと
思います。

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