神戸シーバス 『ファンタジー』




女性船員ならではの細やかな心づかいと心のこもったサービスで、神戸の海の魅力を満喫

神戸マリンクルーズ船「ファンタジー」は船長、機関長を含め、スタッフ全員が女性で構成されており、女性ならではの細やかな心遣いとサービスで、刻一刻と変わる神戸の海の魅力を楽しむのにうってつけの中型クルーザーです。

客室は一階と二階、そして陽光差込む木張りのデッキと、シンプルながらも港内クルーズを楽しむのに必要最低限の設備を持ち、カジュアルに乗れるクルーズ船として、家族連れやカップルに大変人気があります。


外観および全体像



見た目は実に標準的なクルーザースタイルで、形状的にはこれといった特徴はないのですが、側面に描かれた原色のカラフルな模様が個性を演出します。全長は32m、総トン数152トンと、神戸港の観光船としては最も小型です。

乗り場の様子



チケット売り場は他の観光船と共同で使用されており、ちょっとした客船ターミナル並に立派なものです。桟橋には屋根付きでベンチなども用意されているので、出港より少し早めに桟橋に入り、入港の様子を楽しむのにも適しています。

船内の様子



乗船は船尾側のデッキからになります。写真は2階客室に上がるための階段で、木張りのデッキも1階と2階が独立し、それぞれ違った魅力を楽しめるようになっています。



1階の客室は座席メインで観光船というよりは定期船のような雰囲気です。少し殺風景かもしれませんが、収容人数はかなりのものです。



2階の客室は陽光のさしこむラウンジになっています。売店もあるので、飲み物などを片手に、港の風景を楽しむのに良さそうです。なお、座席は先着順ですので、先頭の席を確保するなら、早めに乗り込むことをおすすめします。



先頭の席には木製のラットが配置されており、記念撮影の場としても人気があります。クルーズ中には、スタッフから港の設備の説明や、停泊中の船舶や艦船の説明などもあり、45分のクルーズも飽きることなく楽しむことができます。



後部のデッキには灰皿が用意されているので喫煙者の方も安心です。写真は二階のデッキですが、一階のデッキは海面が近いので二階とはまた違った迫力があります。



操舵室の様子。この操舵室内での乗組員の奮闘の様子は、ファンタジー号の公式ブログなどでも紹介されています。神戸港のクルーズ船には、高級感を重視した船が多いですが、ファンタジーは、スタッフとお客様との身近な距離感を大切にする、あたたかな心遣いの行き届いた素晴らしい船でした。




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