大阪水上バス株式会社『アクアライナー なにわ3号』
いつも通っている橋の下をくぐり、水都大阪の四季折々の風情を実感
大阪城〜中之島めぐりとして、多くの観光客に愛される、アクアライナー。クルーズとしては比較的低価格ながら、丁寧な観光案内と船内販売で、お客様を飽きさせない工夫がなされています。
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外観
↑大阪城港に停泊中の『なにわ3号』。外観は水上バスの典型的なスタイルで、天窓が広く取られ、大阪市内の高層ビルや橋の構造を見て楽しむのに適した作りになっています。
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乗船口の様子。乗降は『前乗り、後ろ降り』となっており、乗船口では船長自ら乗客の皆様を迎えてくれます。 船長の名前と顔写真は、待合室にも張り出されているので安心感があります。
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アクアライナーの総トン数は35.0トン。定員は132名で、主機出力は250馬力×2。推進装置にはウォータージェットを採用しているため、スクリュープロペラは装備されていません。
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船室の様子
船室はまさしく『バス』というにふさわしく、リクライニングシートがずらりと並んだ構成になっています。カップホルダーもあるので、自販機や船内販売で購入した飲み物を楽しみながらのクルーズにもうってつけです。
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座席には対面式でテーブルのついたものもあります。ファミリーや友人同士のクルーズに良さそうですね。
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座席に座ると、かなり水面が近いことがわかります。クルーズ中は、水面を軽やかに泳ぐ水鳥たちの姿も楽しめます。
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天井は広い割合でガラス張りになっていて、開放感が味わえます。ちなみに、この天井は満潮時の水位でも橋の下を安全に通過できるよう、高さを調整する機能がついており、通常時より30cm程度下げることが可能です。 クルーズ中には、この機能を実演してくれるので、船のメカニズムに興味がある方も楽しめることでしょう。
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