九十九島遊覧船 パールクィーン




海の女王をイメージした、白く輝く優雅な船体

遊覧船『パールクィーン』は、佐世保市の西海パールシーリゾートを発着する遊覧船で、全長35.98m、総トン数199トンと比較的小降りですが、船尾楼が持ち上がったガレオン船またはカラック船に近いスタイルで、ダミーの帆装も他の帆船タイプの遊覧船より断然本格的に見えます。

航路も浅瀬の多い島の合い間を縫うように走り、狭い海域でUターンを見せるなど、船舶好きにはなかなか見所の多いクルージングとなります。


外観



真横から見るとコンパクトな船体がなんとも可愛らしいという印象ですが、デッキ構成はなかなか本格的で、高い船尾楼を持つと同時にブリッジは船首楼に見立てあり、レトロとモダンが入り混じった、気品溢れる姿という気がします。



この角度で見ると、船体中央部から船尾にかけて若干急角度ではありますが、シアーラインがかけられていることがことが分かります。 帆装はバウスプリットも含めて完全にダミーですが、なかなか本格的に作られているため、遠めに見ると本格的な帆船に見えないこともありません。


デッキおよび船内の様子



デッキはチーク張りで、この点でも妥協のない作りになっていることが分かります。メインマストの見張り所は螺旋階段で上れるようになっており、見た目と利便性を両立した作りです。ラットラインの三つ目滑車も本格的ですね。



船尾からは、このようなパノラマビューを楽しむことができます。九十九島は海も島も大変綺麗ですので、この眺めの中の遊覧は大変見ごたえがあります。



船内は木目調の落ち着いた内装が施されており、バリアフリー、エレベーター完備と、高齢者や体の不自由な方にとっても快適な設計です。 エントランスの売店ではオリジナルの真珠アイスクリームやマリングッズなども品揃え豊富に売られていました。




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