レストランクルーズ客船 シンフォニー・モデルナ




観光船ではなく、あくまで『客船』を自称
レストラン客船としては異例の6時間クルーズも


東京湾のクルーズ船は他にもありますが、同一コンセプトの優雅なクルーザー『クラシカ』と『モデルナ』を2隻運航する「シンフォニー」を今回はご紹介します。

今回乗船した「シンフォニー・モデルナ」は総トン数2618トン、全長は83.20メートル、主機は900馬力のものを2基搭載し、12.8ノットでゆっくりと東京湾を周遊します。

船内は1Fから5Fまでの5層構造になっており、全長こそ国内最大級とは言えませんが、フロアごとに仕切られ方や階段の位置、レストランの配置などが全て違うため、とても大きな船に乗っているような気分が味わえます。


外観および全体像



船の科学館から撮影したランチクルーズの様子。「ふじ丸」を前後左右均等に短縮したようなデザインですが、寸詰まり感のない上品なバランスに仕上げられています。特に船橋と船尾のラインは船の長さに対して自然な角度を保っていて、サイズの小ささを感じさせません。



一見、煙突がどこにあるのか分からない造形ですが、だからと言って不自然さは感じさせません。船尾は構造物、船体ともに斜めにカットされています。 余談ですが、このランチクルーズでは、前方に「ヴァンテアン」、後方に「シンフォニー・クラシカ」を従えた単縦陣のような船隊を組んでの航行でした。



サンセットクルーズ前に日の出埠頭に接岸しているシンフォニーモデルナ。モデルナはクラシカの前方に着岸します。



構造物側面はデザインが単調にならないように、フロアごとに飾り板を配してあり、間延びしないデザインにセンスの良さを感じます。



船尾は豪華客船の定番でもある、階段状のデッキ構成になっています。この自然な角度が、モデルナの美しさの秘訣のようです。

エントランスおよび共有スペース



シンフォニー乗り場は東京湾シーバス乗り場と隣り合っているので、海からのアクセスに向いています。陸路の場合は、ゆりかもめの駅から5分程度の距離を徒歩でアクセスできます。乗り場は専用の待合所が用意され、席も充分に用意されているので安心です。



乗り場内部。席がたくさんあるとはいえ、この賑わい様。撮影日は実は平日の夜だったのですが、団体予約も4件ほど入っており、その人気の高さにはうならされました。 従業員も大量のお客様をさばき慣れているようで、利用するレストランごとに(上層から順番に)乗船ゲートへの誘導を行って頂き、ストレスなく乗船できました。



待合所から乗船用の桟橋までは徒歩になるのですが、この間は屋根がないため、従業員がお客様一人ひとりに傘を渡して対応します。 クラシカは待合所のすぐ前に停泊するのでそれほど必要性は感じないのですが、モデルナは更に先に停まっているため、そこそこの距離を歩く必要がありました。



エントランスホールの様子。内装は全体的にシックで重厚感溢れる仕上がりです。船内の狭さをカバーするように、鏡張りの壁が多く、船内に3箇所ある階段も全て違うデザインに仕上げられていました。



休憩所のソファも気品があり、重厚な仕上がりです。



シャンデリアも揺れの影響を受けない程度にデコラティブに作りこまれたものが取り付けられていました。



シャンデリアのある階段を下りると、1Fのレストラン「エンペラー」への通路が待っています。



1F通路の反対側の様子。奥には手洗い所が設置されています。



エントランスは2Fにあり、3Fには画像左側に見える階段を使ってアクセスします。



階段を上りきった場所にはロビーがあり、船首側は売店になっています。また、「ボロネーズ(船首側)」「ファンタジー(船尾側)」と、二箇所のレストランがあり、3Fはもっとも盛りだくさんのフロアという気がします。



売店にはオリジナルグッズが種類も豊富に売られていました。お菓子やマグカップ、ボールペンなどの定番商品のほか、タオルやマグネットやペーパークラフト、キーホルダー、携帯ストラップに帽子など、大量買いしていくお客様が非常に多かったのが印象的です。



ここにも船内の狭さをカバーする演出がなされていました。3Fから4Fに上る階段は奥に行くほど細くなり、遠近感を演出しているように思えます。



4Fにはスカイデッキがあります。あいにくの天気でしたが、天気に恵まれればバルーンリリースも行え、ブライダルイベントに最適の場所という気がします。ベルの下にはモデルナの旧船名「シンフォニーU」の銘板が掲げられています。



4Fの上はトップデッキになっています。広大な空間にも関わらず、木張りになっている点に高級感を感じます。
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トップデッキ船尾側から、各プライベートデッキを見下ろした様子。4Fのデッキは貴賓室「エロイカ」3Fのデッキは「ファンタジー」のもので、全て木張りの豪華なデッキになっています。

レストランのご紹介


1Fのレストラン「エンペラー」。180席280名の収容人数を誇る、日本のレストラン船中最大のレストランで、天井の高さは2.6mあり、船の中とは思えないような広い空間を確保しています。



4Fのデッキに隣接したラウンジ「アラベスク」です。ここではピアノの生演奏も行われていました。



2F船首側のレストラン「フォーシーズン」の様子。モデルナでは2番目に大きな部屋で、グランドピアノも設置されています。




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