2011年6月5日 ルミナス神戸2ブライダルレポート




↑会場のルミナス神戸2は神戸を代表する観光船で、レストランシップとしては国内最大のものです。



レポート掲載にあたって 

2011年6月5日。私、HIGH-GEARedは神戸港にて船上結婚式を挙げました。

場所は、これまでの旅行記でも登場している『ルミナス神戸2』です。 2010年のみなと祭りの時に初めて出会ったことがきっかけで、最終的に挙式の場としてお世話になることになり、大変ご縁のある船となりました。

このページでは、結婚式の会場がルミナスに決まるまでの道筋と準備、そして当日の挙式から披露宴、二次会にいたるまでの流れをレポートとしてご紹介したいと思います。

  なお、これまでの旅行記では風景や乗り物の写真がメインでしたので、大き目の画像を貼っておりましたが、今回は自分達がメインになるため(恥ずかしいので)画像は小さめのものを貼っております。(苦笑)

他人の結婚式のレポートを見て面白いのかどうかはわかりませんが、自己満足のページということで大目に見ていただけましたら幸いです(笑)

これから港や船上での挙式を考えておられる皆様への参考になりましたら幸いです。





ルミナス神戸ブライダルレポート1 会場決定編 

会場にルミナス神戸を選んだ理由は、自分達が乗り物好きの夫婦であることと、私の仕事が一応、船を扱う仕事(と言えない事はない)であることから、船上でやろうという事のみ随分前から漠然と決まってました。

そこで、まず見積もりを出したのが、内陸部を航行する船で、奈良からは一番身近に思えた船会社です。

一番小さな船で、少人数のプランならお求め易いという、会場の触れ込みに乗って最初の見積もりを出してみたところ…

『??』

なんか?触れ込みとかなり違わない??( ゜A゜)

とりあえず、日程の仮押さえを行い、具体的な人数(親族のみ16名)などの情報を絞って、挙式と披露宴の再見積もりを出してみたところ…




なんと…




通 常 の予想額の3 倍!!



厳密には、ホムペに公開されている費用の3.5倍程度まで一気に跳ね上がりました(苦笑)

ちなみにこの費用は挙式と披露宴だけのものだったのですが、最終的にルミナス神戸で挙げた挙式、披露宴(親族16名)、二次会パーティー(友人41名)の総額と遜色ありませんでした(笑)

しかし、この段階ではあくまで基本的なプランでしたので、この後、話を進めていくに従って、数十万円のプラスになることは間違いありません。

この見積もりにはさすがに脳内にモヤモヤが発生し、日程の仮押さえを続けつつも、キャンセル料のかからない範囲で他を探すことになりました。

インターネットでは、船上ブライダルを検索すると、いろいろな場所と船とプランがでてきます。

本場はやはり横浜のようで、有名なロイヤルウイングやマリーンルージュのような現役観光船をはじめとして、日本丸(初代)や氷川丸(マリンタワー会社時代)など、さまざまな会場が見つかりました。

この時に、神戸の船上ウェディングについても簡単に情報をかじってはいたのですが、この時点では、奈良から神戸までの距離の問題を憂慮し、まだ現実的には考えていませんでした。

具体的に動きだしたのは、昨年夏の『みなとまつり』の時期です。

このイベント自体も、事前に把握していたわけではなく、偶然見た関西のNHKニュースで、イベント開催に伴い、帆船『海王丸』が入港し、一般公開が行われている事を知り、見に行こうと思い立ったことがご縁になりました。


みなと祭り当日の海王丸(二代目)



神戸では露店のB級グルメのレベルもA級クラスでした

停泊中の海王丸や、ヘリコプターの体験飛行をはじめとして、ステージ上での異国の文化の紹介や、露店に並ぶグルメの数々も楽しかったのですが、なかでも印象に残ったのは、白い外壁と特徴のあるデザインで目をひく、メリケンパークオリエンタルホテルと、その前に停泊する、同じく白い船体を持つルミナス神戸2の姿でした。

そしてその時、偶然にも私たちは そのルミナス神戸2を背景に、記念撮影を行う新婚カップルと親族の皆様に遭遇しました。



みなとまつり当日、夏の日差しに照らされるルミナス神戸2


時間の都合などもあり、その日は結局、ルミナス神戸2に乗船する機会はなかったのですが、この時に見た光景が深く印象に残り、後日にアポイントを取り、現地での見積もりを兼ねて船内を見学させていただくことになりました。

2010年8月8日、こうして私たちはルミナス神戸に最初の一歩を踏み出しました。

オリエンタルホテル2階の旅客ターミナルから連絡橋を通ってルミナス神戸2に乗船し、最初に案内されたのは、なんと操舵室!(予想していなかったので大変驚きました)


当日、操舵室で撮影して頂いた記念写真です。


話を聞くと実は、操舵室で挙式するプランもあるということで、今回はその紹介も兼ねた操舵室への招待でした。(場所があまり広くないため、海上勤務の方など、よほどこだわりのある方しか使用せず、一年に一回程度の使用頻度だそうです)

他に挙式会場はファンネル(煙突)後方のトップデッキとエントランスホールがあり、合計三ヶ所から選ぶことが可能ということでした(最終的には、晴天の場合はトップデッキ、雨天の場合はエントランスホールというプランにしました)


エントランスホールの様子。階段のレイアウトが優雅です。


その日はそうして2時間の優雅なクルージングの合間に航路をはじめ、会場やプラン、その他、演出などの説明を受け、挙式予定の日程も空いていたことから、もうほとんどその場で仮申し込みまで話が進み、結局『コンチェ○ト』の様な、神戸港の他の有名観光船との比較をすることもなく、帰り道の途上には『もう、ここに決めちゃおう』というところまで話が進みました。

(もちろん、先に仮押さえをしていた会場にはすぐに重ね重ねに丁重なキャンセルの連絡を入れました)

会場決定の理由は、ルミナス神戸2自体が4000トンを越える国内最大のレストランシップである(そして、内装やサービス内容も非常に豪華)ことや、費用が前回見積もりの船会社より大幅に安かったことも理由ですが、なにより当日相談に乗ってくださったブライダルプランナーのUさんの人柄が決め手になりました。(実はこの方に関しては、興味深い後日談がかなりたくさんあるのですが、ご本人の意向で公開内容は控えさせていただこうと思います(笑))

ともあれ、これで挙式のおよそ10ヶ月前に会場が決まりました。(挙式当日は兵庫や大阪はもちろん、奈良や京都、滋賀をはじめ、中には千葉や九州からお越しいただいた方もおり、遠方までお越しいただき申し訳ございませんでした)


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