1/350 海上自衛隊 護衛艦 DD-101 むらさめ










ピットロード 1/350 護衛艦『DD-101 むらさめ』

この作品は、奈良模型愛好会第五回展示会への出展を目標に製作したものです。

組み立てる前から、ピットロードのこのキットは大変完成度が高いという噂を各方面から聞いていたので、「今回は素組みのままでも充分かな?」と思ってはみたのですが、いざ細部を見てみると、改装を重ねた現状の「むらさめ」とは異なる点がいくつかあることが分かり、急遽防弾板や機銃座をプラ板で追加したり、着艦標識を新塗装に変更するなどの改造を加えました。







↑ピットロード1/350海上自衛隊護衛艦『DD-101 むらさめ』右舷および左舷よりの全景

キット状態からの変更点は、艦橋窓下部および、両舷ウイングの防弾板と、後部ヘリコプター格納庫後端部の増設機銃座です。

後部ヘリコプター甲板の着艦標識は、イカロス出版誌に付属のデカールを使用することで、最新の塗り分けとしました。



↑艦橋の様子。構造物は全て箱組みですが、精度がいいので、隙間の処理は流しこみセメントでプラを溶かして溶着させる程度で済みました。



↑メインマストのトラスもプラパーツのみで見事に精密感のある仕上がりです。



↑中央部の様子。護衛艦に欠かせない、ミサイル関連の武装もシャープに仕上がっています。

ホイップアンテナは、キットパーツは長さが足りないように感じたので、真鍮線で自作して取り付けました。

エッチングの手すりはキットに付属しているものを使用したので、プラ板と真鍮線以外は、キットに入っているパーツのみで、ここまで仕上げることが可能です。



↑ヘリ甲板に置かれたSH-60Jも、キットに付属していますので、丁寧に組み立て、塗装を施しました。



ちなみに塗装は、全てのパーツにプライマー色を下塗りしています。



↑最後に、吃水線より上のみをトリミングした写真を一枚


**総括**


護衛艦むらさめといえば、過去に1/700を製作していますが、少々後味の悪い製作となった事が印象に残っていて、なかなか手を付けることができなかったのですが、2012年の7月に実艦に乗艦させて頂いたことが、製作に向けての大変いい機会になりました。

1/350海上自衛隊護衛艦といいますと、こんごう型、あたご型のようなイージス艦をはじめ、むらさめと同じく乗艦経験のある『DDH-181ひゅうが』も登場するなど、このところ話題豊富なジャンルですので、今後も機会があれば、ぜひ製作を続けていきたいと思います。



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